元ハイリスク妊婦&ミニマリストの日記

妊娠19週からの切迫流産、20週にして子宮口が開き始めるも奇跡的に助かった小さな命。産まれた赤ちゃんにまさかの先天的な問題。ハイリスク妊婦として過ごした妊娠~出産~NICU入院までの経緯を文字に残すためのブログです。その他、育児奮闘記やミニマリストを目指す日常についてもゆるりと書いていきます★

今シーズン初の雪かき

昨日は一日中雪が降り、夜には大分積もりました



50センチくらいでしょうか?



普段は旦那が通勤用に私の軽自動車を使い、


私が旦那のワンボックスに乗っています。




私の軽はMTなんですがかなり燃費がよく


通勤手当が余るほどです










ですが雪が酷いときは旦那がワンボックスの方に乗ります



雪国ではエンジンスターターは必須ですね>_<


家はガレージがないので


朝はバリバリに凍った窓やエンジンを


しっかり暖気しなければ車に良くないです








昨日の夜は夕ご飯の支度をした後




息子をばあばに任せて雪かきに繰り出しました!




私、雪かき好きなんです



変わってますか?(^-^;




そりゃ毎日…となったら嫌ですけど


ワンシーズンに10回くらいなら喜んでやります



去年は雪が少なくて1回もしなかったんですよね







まずは旦那さんが帰ってくる前に駐車スペースを確保します




50センチ積もった雪ですがまだ降ったばかりなので



ふわふわで扱い易いです。



これで雨が降ったら最悪です



ガチガチに固まってどうにもならなくなります





雪かきしていると




アパートで一人暮らしをしていたときを思い出しました。



消雪パイプは付いていたのですが



ある日の仕事帰り、



溶けきれずバシャバシャになったシャーベット状の雪に



タイヤが完全にハマりました





FFなのでパワーがなくタイヤが空回り。




その頃雪国のくせにスコップを持っておらず



素手で泣きながら雪をかきました





ある時は朝部屋を出ると膝上ほどの積雪。





全6部屋のアパートですが




出勤は私が一番早いので誰も足を踏み入れてません。





駐輪場を見ると個人のものか共同のものか


分かりませんが、スノーダンプがありました。





これ幸いとそれを使っていたら



なんとプラスチック部分が割れてしまいました( ゚Д゚)



やばい…と思いましたが



出勤時間が迫っているので駐輪場に戻して



そのままアパートを出ました






夜に帰宅後恐る恐る駐輪場を覗くと…




そこにはバキバキに壊れて



オマケに柄も取れた無惨なスノーダンプの姿が…




きっと他の方も使って壊れたのでしょうね






そんなことを思い出しながら雪かきをしていると



旦那さんが定時で帰ってきました。





雪が凄いから、と課長命令で帰ってきたようです。





2人で雪かきを始めましたが、



やっぱり男性のパワーは凄いですね




仕上げに車で踏みならして




あっという間に終わりました。






そして、今日。



まだ雪は降ったり止んだりしています。





ベランダに積もった雪。

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このバックの山。



昨日の夜は月明かりに照らされて凄く幻想的でした。




こういう風景が私は大好きです。



寒い廊下でも、しばらく息をのんで立ち尽くしてしまいました






今日も雪かき繰り出します!

逆転の純せっけん

こんにちは!


肌断食もどきを始めてもうすぐ2ヵ月です




最近頬や顎にニキビが出来始めました(T^T)


生理前はできなかったのに、今頃なぜ…






実は、ここ最近朝も石鹸洗顔をしていたんです



馬油の効果をより実感したくて、


朝も塗って夜も多めに塗ってました





きっと、それがいけなかったんだと思います(T^T)




今の季節、朝の洗顔は必要ないようです




夜の間に分泌された天然の美容液を洗い流すのは



とても勿体ないです。



なので朝はぬるま湯で軽く洗って



表面についたのホコリを落とすぐらいでちょうどよいのです。



そして洗顔後は何もつけません。



朝も馬油を塗っていましたが、


油分はアクネ菌のごはんです



何事もやりすぎはいけませんよね




何も塗らなくとも、天然のバリア機能が働いてくれます







肌は、荒れているときこそ放っておくのがいいと思います。



生活習慣も乱れていないのに荒れるのは、


肌の機嫌が悪いからです


何故悪いのかは分かりません


考えるだけ無駄です




機嫌が悪い時は、当たり障りなく接して


後は放っておくのが一番です




変に関わると


「何だよ!ほっといて!!」


とさらに荒れて逆効果です。






そもそも肌は刺激にとても弱いです


良かれと思って手をかけているつもりでも、


洗顔の時、化粧水をするとき、クリームを塗るとき、


メイクをするとき…



コットンやパフ、手による摩擦により


間違いなく肌には負担がかかっています






放っておいて気づいたときには


機嫌は直っていますよ(*^-^*)








今日は石鹸を買ってきました!


MIYOSHIの白い石けんです。

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石鹸素地100%の純せっけんです!



宇津木式を知ってから、


ずっと純せっけんを使いたかったのですが


今まで使っていたDHCのせっけんが


なかなか減らならなかったので買えませんでした(T^T)




純せっけんはこの無垢な感じがいいですね!


期待大です(*^-^*)





このせっけんは3つで400円程度でした。


馬油は1つ1700円。



私のスキンケアアイテムはこの2つのみです



合計2100円で1年はもつと思います。




純せっけん使用後の感想もまた書きますね(*^-^*)








そういえばこの肌断食もどきをして

一番大きく効果を実感したのは



鼻、顎、眉間のザラザラがなくなったことです!



私はこのザラザラに長年悩まされました





でも肌断食もどきを始めて


角栓こそ溜まってはいるものの、


ザラザラ感がほぼありません!




角栓自体が柔らかくなったのか、


肌がふっくらして角栓が飛び出していないのか、


よく分かりませんが本当に感動ですヽ(^o^)丿








私が「今日は肌の調子がいい!」


と感じるのは、


肌が糊付けしたようにパリッとして


艶があり、毛穴が小さく、全体が白く明るい時です。




こんな日はテンションがあがりますね♪





逆転の純せっけん、わくわくしてます!

4つの余裕とお金の話。

私はミニマリストを目指して、


4つの余裕をバランス良く手に入れたいと思います。




まず一つ目に、空間的な余裕。



モノを減らしてすっきりとした空間で暮らすことです


私は飾りものの雑貨がきらいです


正確に言うと見るのは好きです


お店で見ると可愛くて、楽しいですよね!


でも、買って部屋に飾るのは嫌です


何たって放っておくとホコリが溜まって不衛生です


特に、ぬいぐるみ。


子供が産まれて近所の人がいくつか持ってきてくれましたが…


何でも口に入れる子供は


ぬいぐるみもベロベロ舐めてよだれ臭いです(ノД`)


でも簡単には洗えない


そしてホコリやダニの巣窟になります


ぬいぐるみは処理にも困りますし…


何も飾らない棚を綺麗に磨いておく方が、今は楽しいです




2つ目に、金銭的余裕。


私はここ半年程、食料品や消耗品を除いて、


殆どモノを買ってません。


メルカリでは、結構買いましたが(^-^;


でも、売ってできたお金です。


ミニマル生活は物欲を徐々に無くしてくれます


最初はやっぱり買い物がしたかったですが、


モノを手放していくうち


「どうせ買っても、将来ゴミになるだけ」


という考えに変わっていきました。


どうしても必要な場合は、


まず既にもっているものでどうにかできないか、


を考えるようにしています。


どうにかできない場合のみ、購入します。


そして買い物以外に楽しみを見つけます。


暖かい時期は、もっぱら息子と散歩に出かけました。


木漏れ日が、音を出して流れる川が、


夕暮れの海が、心の洗濯になります。


他には児童館で遊んだり、掃除をしたり


タダで楽しめることはいっぱいあります(*^-^*




そして3つ目は、時間的余裕です。


モノを減らすことは時短に繋がります。


服が少なければ、何を着るか迷う時間が短縮できます。


スキンケアの工程が減れば。


化粧の工程が減れば。


モノが少なければ、掃除だって短時間で済みます。




4つ目は、精神的余裕。


これは今挙げた3つの余裕から生まれるものです。


お金があれば、部屋がすっきり片づいていれば、


時間が短縮できれば。


自ずと気持ちに余裕が出てきます。


精神の安定は本当に重要です。


私はイライラするとモノにあたる傾向があるので


最近はイライラしたら思いっきり掃除をするようにしています。


イライラはものすごいエネルギーを生みます


それを家事に向けられれば一石二鳥ですね!




これらの4つの余裕を持つために、


私はミニマリストを目指しているのです



旦那さんに最初ミニマリストになると言ったとき、


空の境界」の両儀式みたいな部屋?


と言われました。


空の境界は私が入院中に旦那さんが勧めてきた本で


私もハマりました。


両儀式の部屋は、ベッドと冷蔵庫と家電。


冷蔵庫の中身はミネラルウォーターと


ハーゲンダッツのみです。


究極のミニマリストですね!


一度は住んでみたいです。






それと、お金の話。


私はお金にはシビアですが


毎月の収入・支出を計算したりはしません。


給料が入ったら、ドバッとおろして


1カ所にドンと置いておきます。


そこから必要な時に自由に持って行く、というやり方です


なのでお小遣い制ではないです。


たまにあんまりにも一気にお金が減っていると


旦那さんに聞きます。


必要なことに使っていたら納得し、


そうでなかったら話し合います。


こういうお金のことで会話して


金銭感覚を一致させるのは必要だと思います






私たちは今同居ですが、将来的には出て行く予定です。


このまま同居して義両親の老後の面倒を看るのかな


なんて思っていましたが、


どうやら義両親の考えは違ったようです。


お正月に単身赴任中のお義父さんが帰ってきて


話して判明しました。


「老後の面倒はみなくていいから


自分たちで好きな家を建てろ。」


ということでした。


今同居している家は義両親が建てた家で


まだ築4年です


もったいない気がしますが…


そういうことなら、私たちは私たちで


家を建てるしかありません


建てるというか、買うつもりですが(^-^;




夢のマイホームです!


何年後になるか分かりませんが…


今から物件を見てあれこれ想像を膨らませてます


家を買うなら、お金を貯めなくてはなりません。





その前にまずは車を買い替えます


中古のワンボックスを買うためのお金を


1年ちょいで貯めるつもりです。





家は収入こそ多くないですが


支出も少ないので貯められます






暖かくなって息子が歩けるようになったら、


お金のかからない方法で遊びたいと思います(*^-^*)




今日も一日が始まります

【⑦入院初日~21wと 22wの壁~】

「とにかく、今から病院行くから。

着替えと、あと何がいる?」





旦那さんは仕事を切り上げて



病院に来てもらうことになりました。






私は出勤する格好のまま、ベッドに横になります。




病室は2人部屋でしたが、


私1人しかいないのでほぼ個室でした。



ベッドとテレビと冷蔵庫とテーブル。




少し廊下に出ればすぐ洗面所とトイレがあるのですが、



そこに行くのは叶いません。




一通り部屋の説明を受けた後、


ベッド脇にはポータブルトイレが置かれました。







腕には点滴のルートがとられ、



すぐにウテメリンの投与が開始されます。



子宮の収縮を抑える薬です。



この点滴は出産まで、24時間外せないことになります。






看護師「これで、張りがおさまるか様子を見ましょう。

収まらなければ、薬の量を増やしていきます。

副作用も出ると思いますので、

辛くなったら言ってください。」





切迫流産の治療といえば、


ただひたすらに安静にする事です。




人間は二足歩行ですので立っていると


必然的に重力で子宮頚管に重みがかかります。


横になることでその負担を減らし、


子宮収縮がなるべく起きないように薬で抑えるのです。





ただ横になって寝ている…




こんなに楽そうに聞こえることが



物凄く苦痛だということに


あとあと思い知らされることになります。






旦那さんが病院に到着し、


M先生から再び詳しく説明があります。





先生は水風船を例えにしました。





M先生「子宮を水風船に例えて、

中に入っている水が赤ちゃんや羊水だとします。

子宮頚管は結び目です。


○○さんは子宮頚管が短くなっており、

結び目が緩くなっている状態です。


張りと呼ばれる子宮収縮は、

水風船を左右から手で押しているような状態です。


風船は圧力がかかりパンパンになります。

結び目が徐々に緩み、

中の水が流れ出てしまうと破水、

赤ちゃんも出てきてしまう恐れがあります。」






赤ちゃんについての説明は、こうでした。





21w6dまでに赤ちゃんが出てきてしまった場合は、流産。




22w0dを越えた場合は、早産。



なので22週未満は切迫流産、



22週以降は切迫早産に病名が変わります。



22週未満の赤ちゃんは身体の機能がとても未熟で



今の医療では子宮外での生存が期待できない。




なので22週未満で赤ちゃんが産まれた場合、



助けるための処置はしない。




22週以降であれば処置をすることは出来るが



週数が早ければ早いほど、



脳性まひなどの障害が残る可能性が高い。




22週からというのは、医療の進歩により



かなり早くなったほう。




以前は28週未満でも流産だったそうだ。




因みに中絶手術ができるリミットも




21w6dまで、と母体保護法で決まっている。




22週以降では、どんな理由があろうとも




親の意志で諦める、という選択肢はない。





命の選別だと賛否両論がある羊水検査の場合も、そう。





21週と22週の壁。




たった1日の違いでも、助からない命と



助かるかもしれない命がある。










入院したての私には、




22週の壁さえも遠く遠く感じました。





入院時の私は19w3d。




私の赤ちゃんは、



まだ助けてもらえるスタートラインにすら立っていない。













M先生「破水や陣痛はいつ起きるか分かりません。


37週の正産期まで持つかも知れないし、


今日起きるかもしれない。」







そんな瞬間が今か今かとやってくるかもしれない恐怖に、




ずっと怯えていなければならないのです。











張りの感覚は、入院して安静にするようになってから




すぐ分かるようになりました。




足がつるときに予感がする時のように、




「今から、張る!」というのが分かるのです。





カチカチカチカチ…と



音さえもするような感覚のあと、




キューっと子宮全体が硬直します。




そのたびに私は身を固くして





「お願い、耐えて私の子宮!赤ちゃん、頑張って!」




と祈りました。




張りは大体30秒くらいでスッとおさまります。





こんな精神が削られるような瞬間が、




1日に30回程やってきます。





寝返りをうったとき、




食事のために身体を起こしたとき、




トイレに行くのに起き上がったとき、




じっと横になっている時でさえ。





ありとあらゆる場面で私の子宮は頻繁に収縮しました。










旦那さんの後に、同居している



お義母さんとおばあさんも来てくれました。




入院したと聞いて、とにかく心配で顔を見にきた、と。





「赤ちゃんは、元気なんだよね?」




そう、赤ちゃんは元気ということだけが、



私の救いでした。



今の段階では、ですが。




私はお義母さんとおばあさんにも



申し訳ない気持ちでいっぱいでした。




もし、もし赤ちゃんがダメだったら、


かわいい孫を亡くしてしまったら、


こんな不出来な嫁ですみません。






お義母さんとおばあさんが帰った後、



旦那さんに気晴らしに、と本を買ってきてもらいました。




気が紛れるように、何でもいいから小説を、と。




SFチックなラノベとグルメ本と



「赤ちゃんができたらかかるお金の本」


みたいなものを買ってきてくれました。



こんな時にお金の話か…(^-^;



と思いましたが実に旦那さんらしいチョイスです。





職場にも連絡し、しばらく入院する、と伝えました。




本当はすぐ辞めると伝えたかったですが…








夜になり、旦那さんも帰り



ひとりで夕食をとりました。




大きな個人の病院で



ごはんがおいしいと聞いていましたが



確かに美味しかったです。







21時になり消灯の時間です。




化粧をしたままの私は、看護師さんに頼んで



特別に洗面所で顔を洗わせて貰いました。





何か気持ち悪いなーと思った瞬間、




洗面所で思いっきり吐きました。





一旦つわりが収まっていた私には久しぶりの感覚です。




まだ看護というものに慣れていない私は、



その処理を看護師さんに頼むのが恥ずかしくて




(汚い話で申し訳ないですが…(ノД`))




とっさに洗面器へ素手ですくって




ベッド脇のポータブルトイレに捨てました。




看護師さんには



「ポータブルトイレへ吐いてしまって…」



と伝え(T^T)




この日から私のつわり?は再開しました。









そして夜中には点滴の副作用で寝ることができませんでした。




その副作用とは、動悸です。




動悸で眠れないなんて、想像もつきませんでした。





続きます。

モノが語る物語

買い替えるか迷っているものはありますか?





私は少し前までヘアアイロンで迷ってました。



何の変哲もないヘアアイロン




今は無くしてしまって


ストレートのプレートしかありませんが、


「ワッフル」とかいうプレートもあって


いわゆるソバージュヘアができるものです。






ソバージュって…(^-^;







このヘアアイロン、私が中学生だった頃、



父がいきなり買ってきてくれたものです。





その頃学校ではサラサラなストレートヘアが流行っていて



殆どの子がアイロンを持ってました。






私は父に「アイロンが欲しい!」とねだりました。




父「アイロンってあのアイロン?

家にあるじゃん。」



私「それじゃなくて髪に使うの!」






ある日父はこのヘアアイロンを突然買ってきてくれました。



「欲しかったの、これ?」



私は本当に嬉しかったのを覚えています。








しばらく時は過ぎて今度は巻き髪が流行り出します。




今度は自分でコテを買って



髪を巻いている私を見て、父は



「まっすぐにしたいのか、巻きたいのか


どっちなんだか分からん」




なんて頭をかかえていました。








時は過ぎて、現在。



今でもこのヘアアイロンを使っています。





温度調節のボタンが利きにくくなっていて、



温度を示す文字はほぼ消えています。



ごつくて大きくて、少し扱い辛い。



でも壊れてはいないので使えることは使えます。








ちょっと前にいい加減新しいものに買い替えようと



お店を覗いたりネットで探したりしていました。




買い替えようか、やめようか。






何度も考えを変える私に旦那は呆れかえっていました。








そして最終的な決断は、

「買い替えない!」



旦那には「言ったな!絶対だぞ!」



と言われもう後には退けません。





買い替えないと決断した理由は、



このアイロンを使うと時々ふと思うのです。





父はどうやってこのアイロンを選んだのだろうか



ヘアアイロンの存在さえ知らなかった父は、



まず店員さんに訊いたんだろうか




「髪に使うアイロンってどれですか?

娘が欲しがっていて…」



そして無事にヘアアイロンの売り場に辿り着いた父は



何を基準に選んだのか



ストレートにも、ソバージュにも出来る2wayだから?



それとも値段が手頃だったから?



信頼できるメーカーだったから?



はたまた店員さんに勧められたのか?




完全に妄想ですが、




そんな父の姿や優しさ、嬉しさ、気恥ずかしさ


そんな物語がこのヘアアイロンには詰まっていて


それを手放すのはなんだかもったいない気がしたのです。











そういえばこの前、


玉子焼を作る長方形のフライパンを買い替えました



お弁当に玉子焼はかかせません。



それまで使っていたものはもうコーティングが剥げて


くっつきやすくなっていました


ホームセンターで新しいフライパンに買い替え


「これで油が少なくて済むから健康的!」


「味も変わるかもよ!」


なんて旦那さんに予告までしたのに…







結果として非常に残念なフライパンでした。



確かに新しいのでくっつきにくい。


軽量を謳っているだけあって確かに軽い。


でも、家はIHなのですが


置いた瞬間「くるー」と勝手に廻って


黙って円の中に居てくれません。





フライパンを置いてスイッチを入れて


卵をかき混ぜて「さあ焼くぞ!」


とフライパンを見ると


やんちゃに動いて全然温まっていません



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本当に残念なフライパンです(ノД`)





ですが、このフライパンには


上記のような物語ができました。




期待して買って、


「私は夫の健康を気遣う健気な妻!」


アピールまでしたのに


勝手にくるくる廻る実に残念なフライパン。


でも、押さえていれば使えないこともない。


置き場所によっては、廻らない。






将来、どうしようもなく不便に思えたとき、


このフライパンが語る物語は私を惹きつけて


買い替えを思いとどまらせる事は出来るのでしょうか。








「いや、使いにくいなら買い替えろよ」




と、旦那さんがツッコむ幻聴が聞こえます




でも、ミニマルというのはモノを少なくするだけではなく



モノが語る物語に耳を傾けることが必要だと思うのです












ちょっと何を言いたいのか分からない回になりました(ノД`)




ただ、軽量のフライパンには注意!


と声を大にして私は言いたい

【⑥子宮頚管長1.6cmです】

子宮頚管が短いと指摘され、


1日3回のアスピリン内服薬が処方されました。






切迫流産という言葉は聞き慣れていて



「切迫流産で自宅安静…」




という言葉は良くネットで目にしていました。






切迫流産とは流産する恐れがある状態。



流産しかけている状態とも言います。









つわりはひどかったけど、ここまで特に問題なくきました。






私が切迫流産か…







正直この時は事の重大さに全く気付いておらず、



のほほーんとしてました。





「薬さえ飲んでいれば大丈夫」





この時子宮の大きさは恐らく



グレープフルーツぐらいだったと思うのですが、




「張り」の自覚がまだ分からない時でした。






なので「張りを感じたら安静」と言われても…






今思い返すと、この時の状態は





「自宅安静指示」だったんだと思います。






家事もせず、ひたすらベッドに寝ていなければならない状態です。







でもそんなことも分からず





翌日の日曜日は旦那さんとショッピングモールへ出かけました。






普通に歩いて、特に何の違和感もなく過ごしました。






そして翌日の月曜日、仕事の日です。







いつも通りに起きて身支度をして、



お弁当を作って旦那さんと同じタイミングで家を出ました。








「頑張ろうね!」と手を振っていつもの風景です。







職場に着いて、仕事着に着替えましたが






なぜかどうしても仕事をしたくありません。






いつもなら無理やり気を起こして取りかかるのですが





…サボりたい…の一心です。






上司を呼んで話しました。







「すみません…


実は一昨日妊婦検診で子宮頚管が短いと言われて…


薬を飲んでいるんです。


今日も朝からお腹が張っている気がして…


(本当は自覚症状ナシでした)


これから病院に行ってみていいですか?」





すると上司(女性です)は









「ああ、切迫流産のこと?


よくあるのよね~


○○さんも、△△さんも(職場の方です)、


切迫流産で薬飲んで自宅安静していた時期もあるのよ。


多分大丈夫だと思うけどね。


でも心配だから行った方がいいわよね。」






「…ありがとうございます」












そしてこの日が、





社員として最後の職場風景となりました。








私服に着替えて他の社員さんが心配そうに見守る中、





謝りながらすごすごと職場を出ました。











車に乗った私は





「はあ~」とため息をついて





すごく清々しい気持ちになりました。











きっと、これでしばらく仕事を休める!





病院で自宅安静とか言われるかな。





そしたらこのまま仕事辞められるかも!





あ~~今までつらかった!






あ~でも同居で自宅安静って





家事もしないなんて居づらいな…





どうしよっかなあ~









なんて、自分のことしか考えてませんでした














いつものM病院着き、受付に行きます。







「あのお~、一昨日子宮頚管が短いって言われて

お薬出されて2、3日後に

また来てって言われてたんですが…

本当は明日の予約なんですが今日いいですか?」








待合室で待ち、名前が呼ばれます。







この日はいつものM先生でした。








M先生「子宮頚管が短めなんだってね。


今まで順調だったのにねえ」








そんな話をしながら内診を始めます。







今回はちゃんと長さを見ようと、






私はモニターに釘付けでした。







モニターの数値が動きます。











私は目を疑いました。







値は1cm台をいったりきたりしています。








カーテンの向こうから先生と看護師さんの声が聞こえました。











看護師「あららら…あ~これは短いわ」




かなり大げさな声です。






M先生「うん…これはすぐ入院だね」












…入院。






その言葉を聞いた瞬間頭が真っ白になりました。









入院。私はそんなに悪いのか。









内診台を降り、おはなしルームに呼ばれます。










M先生「○○さん、今計ったら


子宮頚管長は1.6cmしかありませんでした。


張り止めの内服薬は効かなかったようですね。


大変危険な状態です。


このまま子宮頚管が短くなったり、


破水してしまったら


赤ちゃんは産まれてしまうかもしれません。


急で申し訳ありませんが、


今日このまま入院してもらいます。


期間は産まれるまでです。


入院したらひたすらベッドで横になっていてください。


食事も洗面もベッド上です。


トイレは、ベッド脇にポータブルトイレを用意します。


シャワーは、しばらく許可できません。


そして、治療として


24時間張り止めの点滴をします。


張ることで子宮頚管が圧迫され、


徐々に開き、破水する危険性があります。


また、張りが刺激となって


陣痛が起きてしまうこともあります。


陣痛が1度始まってしまったら


誰にも止めることはできません。


今日で19w3dなので、


今産まれたら赤ちゃんは助かりません。」










私は返事をしながら話を聞いていましたが、




最後のほうではもう涙が止まりませんでした。












赤ちゃんが、死んでしまうかもしれない。






その現実が目の前を真っ暗にしました。





ネットで調べていたので1.6cmが





どれだけ危険が分かっていました。






もう指先をくっつけた位の長さしかありません。






それに一昨日まで2cm台だったのにもう1.6cm。






このままのペースでいけば助からない。







しかも今日は8月29日。




出産予定日は1月13日。






いったい、いつまで…。









先生が泣いている私に気を遣って





車いすで連れて行くように」





と看護師さんに指示しました。










さっきまで普通に歩いていた私は






車いすに乗せられ病室へ連れて行かれます。







待合室には妊婦さんがたくさんいます。







みんな不思議そうにこっちを見ていましたが






私は構わず声を出して泣いていました。








車いすを押している看護師さんが背中をさすってくれ






「びっくりしたよね、辛いよね。


大丈夫、赤ちゃんは元気だから。


頑張ろうね。」と言ってくれました。













病室に着き、少し落ち着いたあと





旦那さんに電話しました。








聞き慣れた声を聞いた瞬間、また涙が溢れ




入院することになったことと





「赤ちゃん…だめかもしれない」





ということを伝えました。

息子への執着を夫に分ける

今週のお題「2018年の抱負」



あけましておめでとうございます!


今年もどうぞ宜しくお願いします(*^-^*)











2018年の抱負はタイトルの通り



「息子への執着を夫に分ける」



です。











私は去年主に育児と人間関係に悩みました。



その悩みをどう解決するか…



を考えた結果、





「息子への執着を夫に分ける」ことが





最良な解決策だと気づいたのです!










私にとっては「これだったのか!」というくらい




画期的なひらめきです!!










逆を言うと、「息子へ執着しすぎていた」ことが





すべての悩みの原因だったのです。










なぜ息子に執着しすぎていたのか…




それは単純に初めての子供でかわいいということ、



そして私自身が「母親」として



自信を持ちきれていなかったことです。









初めての育児は誰しも自信がありません。











授乳しても赤ちゃんが泣き止まないと




「母乳が足りてないんじゃない?

ミルク足せば?」とか





ゲップが上手く出なかったり吐き戻しをすると





「抱き方が悪いんじゃない?」

「ゲップがちゃんとできてないからだよ」







などよく言われました。








確かにそうなのかもしれません。






しかし産後の気が立った状態の私は





「何が分かるの!」


「口出ししないで!」


「もう、本当うるさい!」





と思ってました。




面倒になるので、言わなかったですけど。








自信がない中で手探りでやっているのに、




頭ごなしに言われると気分がいいものじゃありません。









ゲップがうまくできない子もいるし、




ゲップがしっかりできてても吐き戻すことはあります。







母乳についてはミルクを足そうか迷いましたが





保健師さんの1ヵ月訪問で






「これだけ体重が増えてたら母乳は十分足りてます!

ミルクを足す必要はない!」






と太鼓判を押され、授乳に関しては少しずつ自信が持てました。





言った方としては悪気はなく


アドバイスのつもりだったのでしょう。






でも私はそういう言葉に敏感で



物凄く嫌だったので、他のお母さんに



そういう事は絶対言いません。





子育ては十人十色です。



他人がとやかく言うべきじゃありません。










前にも書きましたが、ガルガル期でも私は自信を失いました。








ばあばになついて、私に後追いしなかった時期です。






本気で息子を取られると思ってました。







同じ気持ちのお母さんはいないかと



ネットで検索すると、








「母親の愛情をしっかり受けている子は人見知りや後追いはしない」




「子供にとって母親に代わる存在はない」




等々ありましたが、



本当かなあ…なんて思ってました。






でもその後ちゃんと人見知りも後追いもしました。








今となってはこう思うようにしています。








ばあばは、ディズニーランド。





私は、家。








ディズニーランドは楽しいけど、





疲れたら必ず帰ってくるのは家。




心の拠り所を求め、安心して眠りにつくのは家です。













このように、2017年、





私が考えていたことは息子のことばかりです






息子の育児のことで悩み、




息子を取り巻く人間関係に悩みました。







息子は私のすべて。というぐらいの執着。













でも違いました。旦那さんのこと。








付き合うのと結婚は全然違いますが、





子なし夫婦と子持ち夫婦も全然違うと思います。







子供を産むと、妻より先に母親になってしまう人もいます。









私がそうです。




常に子供のことで頭がいっぱい。








中には、旦那さんと同じ空気を吸いたくないとまでいう人もいました。






私はそういう嫌悪感はなかったですが…






私の場合、旦那さんがいなければ育児は成り立ちませんでした。








私が育児や同居のことで悩んで相談すると、




旦那さんは必ず私の味方をしてくれました。





旦那さんは親を大事にする人です。




妻の味方をするのは当たり前かもしれませんが、



内容によっては必ず毎回味方できるとは限りませんよね





それでも毎回私の意見に同意し尊重してくれました。






「なんでいつも味方してくれるの?」



と聞くと、




「そうしないと、またダムに行くでしょ」と。










私は以前、あることで気持ちがどうしようもなくなってしまい





部屋中のものを手にとってはブン投げて、






めちゃくちゃに暴れて







山奥のダムまで逃げたことがあります。









そこでじーっとダムを見つめて、








写真を撮ったりしてしばらく過ごし、









数時間後すごすごと家に帰り、







めちゃくちゃの部屋を片付け、








息子を抱いてポロポロと泣きました。











なんでダムだったのか、別に死のうとしたとかではないです。








車で知らない道をめちゃくちゃに走ったらダムに着いたのです






このエピソードはたまに冗談っぽく持ち出されます











旦那さんには「どこに行ってたの」と聞かれ







積もりに積もった気持ちを爆発させました








そしたら「それは言わなきゃ分かんないよ」と。








私の態度ややりとりで察してくれてると思ってました。







でも旦那さんはエスパーではありません。








しかもどちらかというと鈍い方です。








ヒトはコミュニケーションをとるために言葉を発します。








言わなくても分かってくれてるなんて、自意識過剰です。







「言わなきゃわからない…」






それから、夫婦間では




自分の気持ちはできるだけ言葉にしようと心がけてます。















今年は去年の悩みを払拭するために、





息子へ向けていた執着を






旦那さんにもきちんと向けていきます。







母親としての自信はなんとか大丈夫です。







息子はディズニーランドで楽しく遊んだっていいのです








その時家は空っぽで寂しいですが、





疲れたら必ず、





あったかくて嗅ぎ慣れたにおいのする家へ帰ってきます。







旦那さんにはもう、





「俺たち夫婦だよね?」





なんて言われないよう、大切にしようと思います(^-^*)