元ハイリスク妊婦&ミニマリストの日記

妊娠19週からの切迫流産、20週にして子宮口が開き始めるも奇跡的に助かった小さな命。産まれた赤ちゃんにまさかの先天的な問題。ハイリスク妊婦として過ごした妊娠~出産~NICU入院までの経緯を文字に残すためのブログです。その他、育児奮闘記やミニマリストを目指す日常についてもゆるりと書いていきます★

育児の中心は母親

かなり暖かくなってきました。日中は上着が要らないほどです。昨日はいつも通り支援センターから帰ってくると息子は寝てしまい、しばらく寝ていました。起きたらお昼ごはんを食べさせて時刻は14時ころ。


「散歩に行こうか」とお義母さんが息子を連れ出しました。ああ…暖かくなるということはまたこの季節か…息子は1歳3ヶ月になりましたがまだ歩けないのでベビーカーででかけたようでした。


以前、嫌な経験をしたので本当はあんまりいい気持ちはしません。それは息子がまだ生後5ヶ月のころ。「お墓参りに行く」と言ってお義母さんが息子を連れて車で出掛けました。お墓は車で10分位の場所。「せいぜい1時間くらいで帰って来るだろう」と思っていたのですが。待てども待てども帰ってきません。15時半ころに出かけて、19時を過ぎても帰ってきません。おむつも持っていってないし、息子はまだ完母です。流石に旦那も待てなくなり、電話したところ、「今帰っている途中」と。結局帰ってきたのは19時半。どうやら親戚の家に遊びに行っていたようです。本当にありえないと思いました。でもそのときは何も言わずに我慢。今思えば、はっきり言うべきだったと思います。せめて、電話の1本くらいください、心配だから、と。



昨日も案の定…3時間経っても帰ってきません。いくら暖かい日とはいえ、夕方17時を過ぎれば次第に肌寒くなってきます。一体どこまで行ったのか…いつ帰ってくるのか。


ヤキモキしていると家の外の道路で遊んでいるのが見えました。なんだ、帰って来ているのにまだ家に入らない…息子はその時軽い風邪が治り始めたばかりというのもあり、3時間以上も外に居させるのが嫌でした。飲み物もおむつも持っていってません。


我慢できなくなり、外にでて息子を抱き上げて家に入りました。「流石にずっと外にいるのも」と言ったら「違うよねー○○の家で遊んでたんだよね」と。私は腹が立ってお義母さんに冷たい態度をとりました。


その後どうもモヤモヤして、私の心が狭いのか?と悩みました。そして、モヤモヤしているのも嫌なのでお義母さんに素直に謝りました。「さっきは変な態度をとってごめんなさい」。「いいよ、全然」と言っていました。


旦那が帰ってきて、その話をしました。「前も同じようなことがあったのに、また?」少し怒っているようでした。旦那はお義母さんの愚痴を話すと必ず同意してくれます。もし「そんなことで怒るの?」なんて言われたら私はすごく悲しくなるでしょう。


今日、また支援センターに行くと、保健師さんが来ていました。この方は息子が退院して1ヶ月経ったときに保健師訪問で自宅に来てくれた方でした。「なにか、悩んでいることはない?」。私は昨日の出来事を話しました。そして、保健師さんからの言葉にとてもとても心が救われました。


まず、私が怒るのは普通の感情。お義母さんの行動は配慮が足りない。生後5ヶ月で長時間お母さんから離すのはもちろんのこと、昨日のように散歩が長時間に及ぶなら、出掛ける前に言うか、途中で電話をするべき。そして帰ってきたら、「遅くなってごめんね」といってすぐに家に入る。

私のほうも、出掛ける前に「ちょっと風邪ぎみだから早めに帰ってきてね」と一言あったら良かったかも。


そして、「お義母さんのとった行動で、何が一番嫌なのか、よく考えて見ましょう」と言われました。普段、お義母さんへの不満はあまり思いつかない。でもなぜか、散歩に連れて行かれるときだけ物凄く抵抗がある。「おむつもお茶も持たずに出掛けた」のが嫌だったんじゃない。「目の届かないところに行くこと」か?いや、一番の根っこは、「いつ帰ってくるか分からなくて不安なこと」だった。


「もしかしたらお母さん(私)が幼少期に、【いつ帰ってくるか分からないこと】で深く不安になり、トラウマのようになってしまったのかもしれない。それでそのことで母子が離れることに過敏に反応して嫌悪感を抱いているのかも。」


ここでは書きませんが、思い当たる節がいくつかありました。私は幼少期、自分の母親との関係で大きなトラウマを抱えています。


「子育てをしていると、自分がどう育てられてきたかを振り返る場面が沢山ある。でも、それは別物だよ。お母さんが生きてきた幼少期と、いま息子さんが生きている幼少期は全然違う。」


心に刺さるものがありました。



お義母さんのことについては、関係を築きながらうまく嫌なことは嫌だと伝えること。ある程度我慢するのも一つの手。でも「子育ての中心は母親」ということを解ってもらうこと。あくまで私が「こういう育児がしたい」と思ったら、それに協力してもらうこと。強制ではなく、納得してもらった上で。旦那は、愚痴を話して同意してくれる立場でいい。間に挟まって間を取り持ってくれることは望んでいない。たぶん、取り持てないから笑 自分の母親に、上手にニュアンスを崩さずに伝えるのはきっと難しいでしょう。それなら、当事者である私が、うまく整理して自分の言葉で伝えるべきだと思います。


うまくできるでしょうか…でも、保健師さんと話したことでかなり楽になりました。自分の気持ちは異常じゃないって分かりました。他にも同じような感覚をもつお母さん方がいることを知りました。それだけで自信が持てました(*^_^*)