元ハイリスク妊婦&ミニマリストの日記

妊娠19週からの切迫流産、20週にして子宮口が開き始めるも奇跡的に助かった小さな命。産まれた赤ちゃんにまさかの先天的な問題。ハイリスク妊婦として過ごした妊娠~出産~NICU入院までの経緯を文字に残すためのブログです。その他、育児奮闘記やミニマリストを目指す日常についてもゆるりと書いていきます★

息子が可愛すぎる

我が子ってどうしてこんなに愛おしいのでしょうか。もちろんたまに憎たらしい時もありますが、最後には全て許せる。それが無償の愛なんでしょうね( ´艸`)



息子はもうすぐ1歳2ヵ月です。早産だったので、修正でいえば1歳になったばかりです。まだ歩けません。早産児は普通に産まれた子より成長が遅れます。産まれたばかりの時もそれは承知しておいてください、と先生に言われました。



息子は確かに首すわりが生後5ヵ月と遅く、その後も寝返り、ひとりすわり、ズリ這い、掴まり立ち、ハイハイと修正で見た同じ月齢の子よりも全てがワンテンポ遅かったです。



4ヵ月検診で首すわりの確認のため組になってうつぶせにさせたとき、ほかの子は皆軽々と頭を上げているのに息子はベターと突っ伏したままでした。そのままジタバタして泣き出し、まるで「僕だけ出来なくて悔しいー!!」と言っているようでした。



6ヵ月検診では皆ハイハイ。息子はひとりすわりがやっと。もちろん、遅いのは仕方ないのです。でも、どこか気にしている自分がいました。他のママさん達が「あの子、まだ首もすわってないの?」と思われているような視線。きっとそんなことはないのでしょうが。



確かに動作の遅れはありましたが、体格は普通に産まれた子をいつしか追い越すほどのペースでデカくなってました。


出生体重は1929g。低出生体重児です。


因みに低出生体重児は2500g以下。
1500g未満は極低出生体重児
1000g未満は超低出生体重児といいます。息子が入院していたNICUでは600g代の子だっていました。それでも生きて育っている子も多くて、今の医療は本当にすごいです。




赤ちゃんは1年で出生体重の3倍になればいい、と言われます。息子は1歳で10600gになりました。約5倍です(^-^;今通っている支援センターの同じ月齢の子と比べると身長も体重もデカい方です。


そして息子は産まれるときとても苦しかったようでチアノーゼで全身が紫色でした。後でまた書きますが、産声もあげず外見的にも明らかな異常箇所がありました。新生児科の先生からは、「脳に障がいが出るかも。今後歩くのにも支障があるかもしれない」と言われました。その時は絶望でたくさん泣きました。




しかし、今のところ特におかしなところはありません。先天的な異常も、完治といっていいのか、経過観察の通院も終了しました。支援センターの保育士さんからも、「全然早産だったとは思えない体格だし、発達も問題ないね」と言われました。今は何事もなく育っているのが普通のようですが、1年前のことを考えると本当に奇跡だったんだなあ、と思い知らされます。



そして芸も少しずつ覚え始めました。一番初めに覚えたのは「イテー」です(´▽`)息子があまりにもテーブルに頭をぶつけるので「イテー」といいながら頭をさすってあげてたら、自分で頭を抑えるようになりました。それからは「イテーは?」というとこの動作をします。


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次に覚えたのは、「いっちゃい」。「何才?」と聞くとニコニコ顔で人差し指を立てます。可愛すぎる………!!


ライオンさん、くまさん、トトロも覚えました。「ライオンさんは?」と聞くと指差しします。「ごちそうさま」というと両手を合わせます。食事後に必ずするようにしています(*^-^*)



そして最近また覚えたのが「○○な人!」というと手を挙げること。おやつを見せて「これ欲しい人!」と言ったり、「ママのこと好きな人!」と言うと「あいっ!」と言って手を挙げるのがたまらなく可愛くて毎日しています笑。出来たら頭を撫でて「じょうず~!!」と大袈裟に誉めたりおやつをあげたりして、わんちゃんに芸を教えているような錯覚に陥ります(^-^;




今が一番かわいいと思ってますが、きっと1年後も同じこと思っているのでしょうね。結局は、成長過程のどの場面も1番可愛いのです。この子が歩けるようになったら…しゃべれるようになったら…どんな行動をしてどんな声で話すのか、いつも想像して楽しみで楽しみでたまりません。だから、一日一日を大切に新しい「出来た」に一緒に感動して一緒に笑って、過ごしていきたいです。